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本当は怖い頻尿の話【後編】尿から考えるアンチエイジング [その他]

前回の続きです。前回も書きましたが、排尿に関しての相談が結構多いです。中年以降だと夜中に一回くらいだと問題ないようですが、これが2~3回になってくるとどこで線引きするのか医療機関でもはっきりしてない感じです。毎日新聞の記事からです↓
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本当は怖い頻尿の話【後編】

 何気なく尿意を感じて何気なく終わる排尿ですが、「正常」な排尿は、

<1>尿が十分にたまる

<2>尿がスムーズに出る

という二つの要素から成り立っています(当たり前ですよね)。

「楽しくない排尿」

 では、尿意を急に感じたり、人より回数が多かったり、夜中にトイレに起きてしまったり、排尿に時間がかかる……言わば「正常でない」排尿はどうでしょうか。

<1>尿が十分にたまらないうちに尿意がある(尿が近い、間に合わない気がする)

<2>尿の出方が悪い(尿が細い、おなかに力を入れないと出ない、残尿感がある)

ということになります。専門的には「排尿障害」と呼びます。排尿が楽しくない状況です。

動脈硬化、ストレス、気温の変化で感じやすくなる尿意

まずは、尿が十分にたまらないうちに尿意がある、ということについて考えてみましょう。尿のたまり具合は、膀胱(ぼうこう)のやわらかさと、尿意を感じる神経に影響されます。尿意は基本的には、膀胱の中の圧力を感受しています。膀胱は筋肉の袋ですので、軟らかいと、尿が十分(おおむね150ccくらい)たまるまで、中の圧力は高くならず、尿意は感じません。一方、膀胱が硬くなってくると、ちょっと尿がたまっただけで圧力が高くなり、尿意を感じてしまいます。

最近の私たちの研究で、この膀胱の硬さは、膀胱の血液の流れと関係があることが分かりました。心臓も脳も、血液の流れが悪くなると心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞といった重大な病気になります。膀胱も、動脈硬化によって血液の流れが悪くなると、尿が近くなるのです。また、糖尿病で血液の流れと、神経の伝導が悪くなると、神経が過敏になって尿意を感じやすくなります。

さらに、尿意を感じやすくする要因があります。それは、ストレスです。学生時代「あと5分で試験が終わるのに、問題がたくさん残っている……」という時、泣きたい気持ちと同時に、強烈な尿意を感じた記憶はないでしょうか? 人間は強いストレスを感じると、交感神経という自律神経が働きます。この交感神経は、尿意を感じさせると同時に、膀胱の尿の出口と尿管を締めてしまいます。排尿には大変マイナスに作用する神経です。最近トイレで起きるようになった、という方は身近なストレスがないかを考える必要があります。

交感神経は、興奮したり、怒ったり、心配したり、という大きな感情の動きだけでなく、車の運転や人混みを歩くこと、スマートフォンやパソコンを見ること、そしてなんと寒いところにいることでも活性化します。気温の変化にも敏感に応答するのです。だから、秋が深まってきて、肌寒くなった夜にトイレに行く回数が増えたとしたら、それは交感神経のせいかもしれません。夜間頻尿の方は、布団を厚くして、部屋の温度を保っておくことでも治療効果があります。

交感神経を抑え、一酸化窒素を増やそう

次に、尿の出方が悪い、ということを考えてみましょう。ここで関係するのも、まずは、先ほどの交感神経です。先ほど、交感神経は尿の出口を締める作用があると言いました。駅や会社のトイレで、「隣の人は早く終わったのに、なんだか緊張すればするほど尿が出ない」ということがありませんか? また、前立腺の肥大で交感神経が発達したり、血圧の上昇で交感神経の勢いが強くなったりすることでも、尿がスムーズに出にくくなります。このため、男性で「尿が出にくい」「時間がかかる」「尿の間隔が近い(頻尿)」という方には、交感神経の尿の出口を締める働きをストップする、「α1阻害薬」というお薬が処方されます。

逆に、尿の出口を緩める作用があるのが一酸化窒素(NO)という物質です。NOは、血管や神経でアルギニンというアミノ酸から作られるガス(気体)で、全身の平滑筋を緩める重要な作用があります。体内のNOが減ってしまうと、「緩み」のない体となってしまいます。

実は、生活習慣病と呼ばれる高血圧、糖尿病、動脈硬化症、さらにはうつ病、そして排尿障害では、すべてこのNOが減ることが分かっています。NOが減る原因は、大きく二つあります。活性酸素による酸化と、糖化です。いわゆる“老化”ですね。活性酸素は、カロリー過多の食事、喫煙、紫外線、放射線により増えます。糖化は、高血糖、高果糖、揚げ物など「茶色い」食べ物の過剰で起きてきます。

交感神経を抑えて、NOを増やすのに有効なのが運動です。最近の報告では、15分の早歩き程度、つまり汗ばみ心拍が上がる程度の運動でも、効果があると言われています。ストレッチや、ゆっくり入浴することも交感神経を抑えてくれます。

最近トイレが近い人のためのアンチエイジング3カ条

<1>食欲の秋、ですが腹7分目に。野菜と果物をたくさん取って、揚げ物のような茶色い食べ物、パンやごはんのような白い食べ物は控えめに。

<2>運動の秋、週1回の運動だけでなく、毎日15分の早歩き。ストレッチ。汗をかくこと

<3>芸術の秋、心を豊かにしてストレスを減らす。そしてスマホ、パソコンは就寝前には見ないで、ゆっくり入浴。

勉学の秋、おしっこのメカニズムも深いです。

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この記事は参考になりました。

膀胱と血流の関係、

それとやはり自律神経系の交感神経系の話、

人間は強いストレスを感じると、交感神経という自律神経が働きます。この交感神経は、尿意を感じさせると同時に、膀胱の尿の出口と尿管を締めてしまいます。排尿には大変マイナスに作用する神経です。尿意を感じるのに尿管と膀胱の尿の出口を締めてしまうという厄介な作用です。

あと食べ物と適度な運動が必須ですね。

それとあまりにも回数が多い場合は内科的な検査とときには薬の服用も有用のようです。

当院で感じるケースでは・・・やはりストレスの問題が割合的に多いように感じます。



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コメント 2

リュカ

膀胱炎の時の残尿感、いやですーー。
あーゆー経験はもうしたくないなあ^^;
芸術の秋は満喫しております!!!(笑)
by リュカ (2015-11-24 10:19) 

T-CHIRO

リュカさん
膀胱炎はある意味女性特有なものですよね、さいわい男はなりにくいですが。かなり不快なんでしょうね。

季節は芸術の秋!ですね。
by T-CHIRO (2015-11-25 11:57) 

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